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カラマーゾフの兄弟 4 (岩波文庫 赤 615-2) 文庫 – 1957/10/15
F.M. ドストエーフスキイ
(著),
米川 正夫
(翻訳)
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貪婪淫蕩な父フョードルの血をうけた三兄弟―激情にまかせ放縦無頼の日々をおくるドミートリイ、徹底した無神論者の理性人イヴァン、そして無私の愛にみちた敬虔純真なアリョーシャ。僧院での一族の会合から、雄大深遠な思想のドラマの幕はあがる。
- 本の長さ406ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1957/10/15
- ISBN-104003261526
- ISBN-13978-4003261521
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1957/10/15)
- 発売日 : 1957/10/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 406ページ
- ISBN-10 : 4003261526
- ISBN-13 : 978-4003261521
- Amazon 売れ筋ランキング: - 163,790位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 152位ロシア・ソビエト文学 (本)
- - 1,153位岩波文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年2月16日に日本でレビュー済み
ドミトリーが官憲に捕縛されてのち、公判が始まる直前、次兄イワンの挿話がある。ドミトリーの父親殺害容疑?に苛まれるイワンの去就についてである。
下男スメルジャコフにあれほど父フョードルの身の危険を説かれていたにも関わらず、それを顧みずチェルマーシニャに旅立った自らの行動への猜疑であ
る。兄弟間においても一等理性的で整然としたイワンとは言い条、押し寄せる後ろめたさには抗しきれない。スメルジャコフの、それを見透かしたような
ニヤついた上目使いに挑発されるイワンの焦燥は、やがて病的な譫妄となってゆく。
兄ドミトリーの潔白を信用する傍ら、父親殺害がスメルジャコフに唆された己の「未必の故意」によるものと思うまでに病が嵩じる。
そしていよいよ物語の白眉、ドミトリーの公判である。
ここで裁判記録の一傍聴人として筆者が登場する。関係者の証人喚問から検事の論告・弁護人の弁護、この特異な事件の傍聴席のざわめきを取材する
さまは今日のジャーナリズムの先駆を為している。殺人容疑の白黒を巡っては当然ながらドミトリーに集約されるが、弁護側証人はスメルジャコフにも嫌疑
がかけられてしかるべきだと主張する。しかし、証人喚問をまたずスメルジャコフは謎の自殺を遂げてしまう。
検事イーポリットと弁護人フェチュコーヴィチの「父親殺害事件」に対する社会的反響や犯罪の計画性と状況分析、当時の社会的正義であるロシア正教に
照らして判決はいかにあるべきか・・・これは物語を超えてドストエフスキー畢生の課題であったろう。
そして巻末の一章は、露国歩兵二等大尉スロヴォエルソフの息子イリューシャ少年の死である。三男アリョーシャがかねてより心を寄せていた「ロシアの
汚れない良心」を代表するイリューシャと仲間の少年たち。イリューシャの静謐な野辺送りに集うそれぞれの胸中は悲愴ではあるものの、無垢な救済と誇
りを携え晴々とした空気に満たされている。
カラマーゾフの憎悪愛の物語に散々目を眩ませられてきた大概の読者は、ここに至って大地に口づけするゾシマ長老やアリョーシャの心境に達することだろう。
下男スメルジャコフにあれほど父フョードルの身の危険を説かれていたにも関わらず、それを顧みずチェルマーシニャに旅立った自らの行動への猜疑であ
る。兄弟間においても一等理性的で整然としたイワンとは言い条、押し寄せる後ろめたさには抗しきれない。スメルジャコフの、それを見透かしたような
ニヤついた上目使いに挑発されるイワンの焦燥は、やがて病的な譫妄となってゆく。
兄ドミトリーの潔白を信用する傍ら、父親殺害がスメルジャコフに唆された己の「未必の故意」によるものと思うまでに病が嵩じる。
そしていよいよ物語の白眉、ドミトリーの公判である。
ここで裁判記録の一傍聴人として筆者が登場する。関係者の証人喚問から検事の論告・弁護人の弁護、この特異な事件の傍聴席のざわめきを取材する
さまは今日のジャーナリズムの先駆を為している。殺人容疑の白黒を巡っては当然ながらドミトリーに集約されるが、弁護側証人はスメルジャコフにも嫌疑
がかけられてしかるべきだと主張する。しかし、証人喚問をまたずスメルジャコフは謎の自殺を遂げてしまう。
検事イーポリットと弁護人フェチュコーヴィチの「父親殺害事件」に対する社会的反響や犯罪の計画性と状況分析、当時の社会的正義であるロシア正教に
照らして判決はいかにあるべきか・・・これは物語を超えてドストエフスキー畢生の課題であったろう。
そして巻末の一章は、露国歩兵二等大尉スロヴォエルソフの息子イリューシャ少年の死である。三男アリョーシャがかねてより心を寄せていた「ロシアの
汚れない良心」を代表するイリューシャと仲間の少年たち。イリューシャの静謐な野辺送りに集うそれぞれの胸中は悲愴ではあるものの、無垢な救済と誇
りを携え晴々とした空気に満たされている。
カラマーゾフの憎悪愛の物語に散々目を眩ませられてきた大概の読者は、ここに至って大地に口づけするゾシマ長老やアリョーシャの心境に達することだろう。
2017年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
つい今しがた読了。一気に読了。記念にコメントを。
なんというかどいつもこいつも体面や自尊心やらを気にして正直になれないが故に起こるボタンの掛け違いが元凶だなあという気がしますね。特に男女関係が一番ネックな気がします。それに金銭関係が絡んでグチャグチャという感じでところどころ滑稽を感じて笑えるのはそのせいかと。(滑稽で笑えるというのはまぁ自分の場合なんですけど。人によってはそう感じないかもしれない。だからこれはあくまで主観的なもんですね。) 自分はというと実際上の経験として、そういう色恋沙汰に無縁なため(つまりアレクセイに近い。でも宗教に嵌ってるわけじゃないですよ。単純にもてないだけです。世の中の見方はイヴンに近い。)こうした男女のイザコザで発狂したり人傷沙汰になったりするのを読むと滑稽にしか感じられんのですね。ドミートリィは確かに後半は改心したかもしれないし実際は無罪だけれども、「お前どっちかはっきりしろよ」という感じ。身から出た錆。親父もミーチャも。自分はどちらかというとスメルジャコフに同情するな。一番の被害者はスメルジャコフじゃないかなと思える次第です。彼にはそれくらいしても許されるような境遇があるが悲しいかな。彼も良心のやましさに耐えられず自殺してしまう。ほぼ完全犯罪だったのに、それも含めて気の毒で仕方がない。
モークロエでのやけくそパーティー後の証人喚問でのミーチャの言い分聞いてたら語るに落ちるという感じで笑えました。あの状況でドミートリィじゃないってのはありえないと。でも違ったんですがね。この辺の冤罪問題扱ってる作品ではカミュの「異邦人」やら、カフカの「審判」なんかが記憶にあるんですけど丁度同じくらいの時代なんですよね。冤罪多かったんだろうと想像。
あとこうした法廷のような構成。これは旧約聖書の「ヨブ記」の構成に似てる。あれも神に対して無実なヨブがその知人親友にさんざん痛くない腹を探られるというような構成で、悪魔も神も最初にちょこっと登場してくる。多分意識はしてるでしょう。父と子の物語だけれども、拡大解釈すれば神と人間の関係にもなぞらえることができる内容なので。カラマーゾフの親子関係と、ちょうど対照的にスネギリョフの親子関係が並行的に語られるのだけれども、最後の方でどちらが悲惨か考えさせられました。
あと漫画で「ナポレオン覇道進撃」ってのがあって、最近みた巻だとランヌ元帥が大砲の弾に当たって、もがき苦しんだ挙句に死んでいったんですが、その時にナポレオンの元に夜中に行き少し話した後、「この時に自分が来たことを忘れないでくれ」と言って去ったシーン。あれはゾシマ長老の若い時のシーンをオマージュしたんだなということが分かりました。意外に長谷川哲也って読んでるんですね。意外でした。
とまあその他、とりまく周囲の人間の何気ない行動や話しぶり。自分もそれなりに人生経験して色々な人間見てきたけど、確かにそういう奴いるよというのが多く説得力がありました。どいつもこいつもクソみたいな奴らばかりで、腹立たしくもあり悲しくもありますが、それも含めて「人の世に幸あれ!」と言ったところで、十字を切って人の世に祝福してコメント終わらせてもらいます。かしこ。
なんというかどいつもこいつも体面や自尊心やらを気にして正直になれないが故に起こるボタンの掛け違いが元凶だなあという気がしますね。特に男女関係が一番ネックな気がします。それに金銭関係が絡んでグチャグチャという感じでところどころ滑稽を感じて笑えるのはそのせいかと。(滑稽で笑えるというのはまぁ自分の場合なんですけど。人によってはそう感じないかもしれない。だからこれはあくまで主観的なもんですね。) 自分はというと実際上の経験として、そういう色恋沙汰に無縁なため(つまりアレクセイに近い。でも宗教に嵌ってるわけじゃないですよ。単純にもてないだけです。世の中の見方はイヴンに近い。)こうした男女のイザコザで発狂したり人傷沙汰になったりするのを読むと滑稽にしか感じられんのですね。ドミートリィは確かに後半は改心したかもしれないし実際は無罪だけれども、「お前どっちかはっきりしろよ」という感じ。身から出た錆。親父もミーチャも。自分はどちらかというとスメルジャコフに同情するな。一番の被害者はスメルジャコフじゃないかなと思える次第です。彼にはそれくらいしても許されるような境遇があるが悲しいかな。彼も良心のやましさに耐えられず自殺してしまう。ほぼ完全犯罪だったのに、それも含めて気の毒で仕方がない。
モークロエでのやけくそパーティー後の証人喚問でのミーチャの言い分聞いてたら語るに落ちるという感じで笑えました。あの状況でドミートリィじゃないってのはありえないと。でも違ったんですがね。この辺の冤罪問題扱ってる作品ではカミュの「異邦人」やら、カフカの「審判」なんかが記憶にあるんですけど丁度同じくらいの時代なんですよね。冤罪多かったんだろうと想像。
あとこうした法廷のような構成。これは旧約聖書の「ヨブ記」の構成に似てる。あれも神に対して無実なヨブがその知人親友にさんざん痛くない腹を探られるというような構成で、悪魔も神も最初にちょこっと登場してくる。多分意識はしてるでしょう。父と子の物語だけれども、拡大解釈すれば神と人間の関係にもなぞらえることができる内容なので。カラマーゾフの親子関係と、ちょうど対照的にスネギリョフの親子関係が並行的に語られるのだけれども、最後の方でどちらが悲惨か考えさせられました。
あと漫画で「ナポレオン覇道進撃」ってのがあって、最近みた巻だとランヌ元帥が大砲の弾に当たって、もがき苦しんだ挙句に死んでいったんですが、その時にナポレオンの元に夜中に行き少し話した後、「この時に自分が来たことを忘れないでくれ」と言って去ったシーン。あれはゾシマ長老の若い時のシーンをオマージュしたんだなということが分かりました。意外に長谷川哲也って読んでるんですね。意外でした。
とまあその他、とりまく周囲の人間の何気ない行動や話しぶり。自分もそれなりに人生経験して色々な人間見てきたけど、確かにそういう奴いるよというのが多く説得力がありました。どいつもこいつもクソみたいな奴らばかりで、腹立たしくもあり悲しくもありますが、それも含めて「人の世に幸あれ!」と言ったところで、十字を切って人の世に祝福してコメント終わらせてもらいます。かしこ。
2013年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ついにスピード感が上がり、楽しみながら読んでいるところです。
次に違う訳を読んでみたい。
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